脱毛完了まではどれくらいの回数が必要?



 リゼクリニックではお肌にやさしい光で永久脱毛が出来るということで人気のライトシェアデュエットという脱毛機で脱毛を行っています。
その強力な脱毛機でも脱毛の施術というのは1回で終わるわけではありません。複数回の脱毛を受けることで初めてきれいなお肌が手に入るのです。
脱毛の施術がなぜ複数回必要なのかご存知でしょうか?リゼクリニックだけでなく他のクリニックやエステサロン、脱毛サロンなど脱毛を取り扱っているところではどこでも回数セットコースが準備されていますよね?
このようにどこのクリニックやサロンでも回数が必要なのです。
なぜ複数回の施術が必要なのか?実際にどれくらいの回数の脱毛をしなければならないのかをまとめていきたいと思います。

脱毛完了まではどれくらいの回数が必要?

1.なぜ複数回の施術が必要なのか?

2.毛はいつ生えてくる?

3.どれくらいで脱毛が完了しますか?

1.なぜ複数回の施術が必要なのか?

 脱毛の施術というのは実は今目に見えている毛にしか脱毛効果がありません。なぜならフラッシュ脱毛というのは強力な光をお肌に照射していくものですが、実際にはその光に脱毛効果があるわけではありません。
実は毛がその光を吸収することで毛の周りに熱が発生します。その熱が毛母細胞にダメージを与えて行くのです。
そのため毛が生えていない毛穴の奥の毛母細胞にはダメージを与えられません。効果がなかった毛穴に対しては次に毛が生えてきたタイミングで脱毛の施術を行うことになります。

 実際にどれくらいの毛が生えているのかというとそれはお肌全体にある毛穴の内のわずか2割から3割といわれています。つまり残りの7割から8割は次回以降に脱毛をするしかないのです。
そのためどうしても複数回の脱毛の施術を受ける必要があるのです。

2.毛はいつ生えてくる?

 毛の生え代わりの周期を毛周期といいます。毛周期は大きく3つの段階に分けることができます。その3つをそれぞれ解説します。

■成長期
 その名の通り毛が成長する時期です。もう少し厳密にいうなら毛母細胞から毛根が生成され始めてから毛が伸びきるまでの時期のことです。
この時期の毛に対しては脱毛の効果があります。ただし、まだ毛根が生成し始めたばかりの毛穴の奥などには影響が与えられないので、成長期の毛すべてが脱毛出来るわけではありません。
成長期はおよそ3カ月から4カ月程度の期間あるのが一般的です。ただし、これには個人差もありますし、パーツによっても差があります。
例えば両ワキやVラインなど毛のしっかりしたところというのは他のパーツに比べて毛周期全体が長い傾向にあります。そのため、成長期も長期間であったりしますが、その反面休止期も長いといわれています。

■退行期
 退行期は毛が伸びきってから抜け落ちるまでの段階です。厳密に表現するなら毛が毛母細胞から離れはじめてからお肌の外に抜け落ちるまでです。
この時期の毛に対しては脱毛の効果はないと思っていて問題ありません。なぜなら脱毛時の熱がダメージを与えたいのは毛母細胞です。退行期の毛は毛母細胞から離れているといえます。
そのため熱が毛母細胞に伝わらないのです。つまり脱毛効果がないといえます。
この時期は大体1か月程度の期間になります。

■休止期
 休止期は読んで字のごとくですが、毛が抜けて次の毛が生えるための準備をしている期間です。つまり毛が毛穴から生えていない段階になります。
そのため、当然ですが、脱毛の効果は与えられません。この期間は3カ月から4カ月といわれており、大体成長期と同じくらいの時間がかかるものといわれています。
つまり1年弱で毛は生え変わるということです。

3.どれくらいで脱毛が完了しますか?

 脱毛完了までは医療レーザー脱毛では5回から6回といわれています。一般的な毛周期のパーツは5回でほぼ問題なく脱毛完了で来ますが、毛周期の長いところなどは6回の脱毛と考えておくとよいかもしれませんね。
医療レーザー脱毛ではこの回数で済みますが、フラッシュ脱毛ではこうはいきません。実際にきれいなお肌になるまでこの倍はかかるといわれています。
回数は料金に直結してしまいますので、この回数を踏まえた上で計算してくださいね。